退去立ち合い業者解説!『ガイドライン①原状回復とは』

2026.03.18

原状回復の基本と注意点: 賃貸退去時に知っておくべきこと

賃貸住宅に住んでいると、退去する際に「原状回復」という言葉をよく耳にします。

しかし、この言葉の意味を正しく理解している人は意外と少なく、退去時のトラブルの原因になることも多いです。原状回復とは、簡単に言うと「借主の故意や過失によって発生した損傷を元に戻すこと」を指します。
ここで重要なのは、原状回復は「新品に戻すこと」ではないという点です。 よくある誤解として、「入居したときと同じ状態に戻さなければならない」と考えている人がいます。

しかし、国土交通省のガイドラインでは、原状回復は借りた当時の状態に戻すことではないと明確にされています。生活をしていれば、建物はどうしても少しずつ劣化していきます。例えば、家具を置いた跡や日焼けによる床やクロスの変色、通常の生活による細かな傷などが挙げられます。これらは「通常損耗」と呼ばれ、基本的には貸主の負担になります。
一方で、借主の使い方によって発生した損傷については、借主が修繕費を負担することになります。具体的には、引っ越し作業でできた大きな傷や飲み物をこぼして放置したシミ、落書きや故意の破損などが該当します。

このような通常の使用を超える損耗は、原状回復の対象となります。したがって、退去時にはどの損傷が通常損耗で、どれが借主の過失によるものかを明確に理解しておくことが重要です。 退去時のトラブルは、通常損耗なのか借主の過失なのかの判断が難しいことが原因で起こります。また、原状回復費用の計算方法や負担割合を理解していないことで、高額な請求が発生するケースもあります。これらのトラブルを避けるためには、原状回復の基本を理解しておくことが大切です。

原状回復とは「借主の過失による損傷のみを復旧すること」であり、生活する中で自然に発生する劣化まで負担する必要はありません。したがって、退去時には自分がどのような損傷を与えたのか、またそれが通常損耗に該当するのかどうかをしっかりと確認することが求められます。これにより、トラブルを未然に防ぎ、スムーズな退去を実現することができるでしょう。原状回復についての正しい理解を持つことで、賃貸生活をより快適に過ごすことができるはずです。

貸主:大家さんや不動産会社さん
借主:入居者さん、退去者さん

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